忘れてならないのが、自律神経と花粉症の因果関係
花粉症時代はとにかく朝が辛かった。寝起きと同時にまずはくしゃみ攻撃がはじまり、鼻水がやってくる。「モーニングアタック」と言うらしい。なんとも直球的なネーミングだ。
どうやら寝起きに自律神経が副交感神経から交感神経優位に切り替わる事で、自律神経のバランスが乱れて刺激に対して敏感になるようだ。
※ちなみに交感神経は日中に優位に活動する緊張モードで、副交感神経は夜間に優位に活動するリラックスモードの神経。
さらに、好塩基球という白血球の顆粒が鼻水の中で増加する。この好塩基球は細胞の表面でIgEに結合するレセプター(受容体)が存在し、抗原に反応し、炎症を誘導する。
簡単に言うと、朝の鼻水には炎症を促進させる物質がたくさんあるということ。
寝起きにモーニングアタックを軽減させるには、まず交感神経と副交感神経のバランスが取れるような目覚め方をすることが重要で、そのためには、
1.規則正しい生活(難しい方もいるかとは思いますが。)
2.目覚めたら2.3分布団の中で落ち着いてから起きる(目覚ましと同時に飛び起きることを辞める。)
3.さらに、起きたらなるべく早く日光を浴びること。
体内時計を正常な状態にすることが重要なんですね。
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